5.18 レポート『女子の起業を考えるレッスン』


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女性のライフスタイルをデザインするコミュニティTODAYでは、5月17日に日本ママ起業家大学代表理事の近藤洋子さんをお招きし、女子の起業を考えるレッスンを開催しました。選択を迫られることの多い女性の人生において、「起業」を一つの選択肢となりうるということや、自分自身の想いを上手に発信し、仕事を引き寄せるスキルについて充実したレッスンをいただきました。



元々はラジオのパーソナリティを務め、新潟での帯番組や大阪での番組を担当していた近藤さん。彼女が起業に至り、女性起業家を支援するようになった経緯には、「家族の死」が関わっていたそうです。

 




 

母の危篤が、働き方を見つめ直すきっかけに

「起業する以前は、ラジオDJ専門の事務所に所属していました。初めは新潟で2年ほど帯番組を担当させていただき、その後3,000人以上のオーディションを勝ち抜き、大阪FM802のDJに抜擢され、キャリアは順風満帆でした。

ですが、実はその頃、横浜に住む母が病気で余命宣告を受けていました。母が危篤状態のとき、私は通販番組で24時間生放送への出演予定があり、付き添うことができなかった。その経験から、フリーランスで仕事をしていると、大切な人の死に目にも立ち会えない。その頃、娘を授かったということもあり、この働き方を続けるのかどうか改めて考え、ラジオのパーソナリティを辞めました。32歳の春でした」

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再び始めたラジオの仕事が、日本ママ起業家大学につながる

「ちょうど夫も仕事を辞めた時期だったので、どうやって生計を建てていこう…と試行錯誤でした。生活を安定させるために一般の会社に就職しようとして200社以上受けましたが一向に受からない。あぁ、お母さんになって、年齢も30越えて、働くってこんなに大変なことなのか、と思いました。

そんなとき、運良くラジオのパーソナリティをもう一度できることになりました。そのときにしたのが、女性で起業をしている方、300人へのインタビューのコーナー化です。非常に女性の特徴だと思うのですが、コンテンツに磨きをかけ、一生懸命お仕事を世の中に広めようとしているんですが、なんだか伝わりにくく、もったいないなぁということが多くありました。私はしゃべる仕事をしてきたんですが、裏方でどんなふうに仕掛けるとか、どんなふうにプロモーションすれば心を掴めるかということも15年間やってきていたので、おせっかいですが起業家の皆さんにアドバイスをさせて頂いて、それが自然発生的にセミナーや相談につながり、日本ママ起業家大学につながりました」

 

近藤さんのキャリアの変遷には、ご家族の事情が関わっていて、女性として生きていく中で自分の家族、そして仕事をどちらも大切にしていきたいと思う女性は深く共感するお話でした。

お母様の死を見つめたこと、フリーランスという働き方の限界を感じたこと、そして周囲で輝く女性起業家の方々にインタビューする機会を得たこと、全てが近藤さんのキャリアを大きく動かしたのだと感じました。

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人生の志「日本の母ちゃんをかっこよく」

「私が日本ママ起業家大学で私が伝えたいことは何かといえば、この事業で儲けたいとか、そういうことではないんです。一言で言えば、「日本の母ちゃんをかっこよく」というのをやっていきたいんです。

母が亡くなったとき、この人は何のために生きたのか、どうして死んでいったのかという想いに襲われました。そのときに、自分はこのために生きたんだ、人生のミッションや志をもって生きたのならば、残された人にとっても、死を受け入れることができるのではないかな、と思ったんです。その志が、私にとっては日本のお母さんたち、もっと言えば日本の女性を輝かせることだ、と思ってここまでやってきました。

今、起業はブームになっていると思うのですが、趣味の延長としての起業ではなく、事業として確立できる起業を女性もどんどん成功させていくことで、「女性やるじゃん!」というインパクトを社会に与えたいんです。

男性と女性の起業は一線を画すものがあって、男性はスタートアップの時期から資本を投入して一発勝負に出ることが多いのですが、女性は事業を小さく産んで、大切に育て上げていくような起業をする側面があります。ですので、年商は男性のイメージするものよりも随分小さいものなのですが、それでもきちんと継続的に利益が出る仕組みを作れれば良いと思っています。女性の共感力やネットワーク力、協調性、勤勉、人の気持ちに敏感などの強みを生かしていけば、社会性も利益も追求するというバランスをとりながら良い事業ができると感じています。

 

人生の志を見つけ、女性起業家の支援に邁進する近藤さん。たくさんの女性起業家と出会い、支援する中で見つけた共通の「ニガテ」があるそうです。レッスンに参加した私たちにも、今日はワークを通してその「ニガテ」を克服するコツを持ち帰ってほしいとのこと。

 

女性のニガテとする「端的に、心を掴むメッセージを発信する」こと

「起業する場合はもちろん、仕事をする上では「あなたに」仕事を頼みたいと思ってもらえるかどうかが重要ですよね。自分の描きたい人生を描いている人には、伝えるチカラがあります。せっかく志があっても、それが伝わらないと相手は動いてくれません。今日は、「あなたに」と思ってもらえるような自分自身のプレゼンを練習してみましょう。」

 

近藤さんから伝授して頂いた、プチワークはこのような内容でした。

「15秒で相手の心つかむ。共感され、選ばれるプレゼンテーション」
  • 「why?」から始まる伝わるプレゼンテーションを
何をやりたいのか、で勝負をしてしまうと競合がたくさんいるもの。でも、なぜやりたいのか、で勝負すれば、それは必ずあたなだけの想いであるはず。スティーブジョブズの商品発表などを聞いていても、「なぜその商品を世に広めようとしているのか」を伝えています。
  • 心をつかむキーメッセージ
「why?」が見つかったら、それをスローガン化しましょう。

近藤さんにとってのスローガンは「日本の母ちゃんをかっこよく」。このように、端的に人に響く洗練された言葉にしていくことで、機を逃さずに自分の志を人に伝えることができるそう。
  • 15秒のセルフコマーシャルを作ろう
プレゼンテーションは3分で構成すると良い、とよく聞きますが、初対面の相手への自己紹介は15秒が限度。長々と話してしまうと相手も話の内容が頭に入ってこないもの。15秒間で伝えることを目標に、目の前の相手に共感してもらえるようなセルフコマーシャルを作ってみましょう。

 

参加者の「why?」は何か、セルフコマーシャルの内容など、近藤さんから助言を頂き、気づきの多いプチワークになりました。

 

■近藤洋子さん プロフィール■
日本ママ起業家大学 代表理事。
FMラジオのDJ等喋りのキャリアは約15年。各分野のカリスマへのインタビューは延べ4,000人超。TV通販では家電ナビゲーターとして1日で1億円超の売り上げを記録。 「15秒で相手の心をつかみ、1分で売れる!」セルフプロモーションの専門家として、これまでに延べ300人以上の女性起業家たちに個別レッスン、セミナーを開催。 またプロアスリート専属のメディアトレーナーとしても活躍。 プライベートでは女児の母。働くママの会員制のコミュニティ”Dear.Tomorrow Family”の副代表も務めている。

【参考URL】
日本ママ企業家大学
http://j-mec.com/

Dear Tomorrow
http://www.happy-bears.com/dt/

 


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